Cookies Sculpture
レーザーカッターを用いて自分で描いた絵をクッキーに彫刻する体験です.
FabLabHakodateβで市民向けワークショップを行ないました.
※食品を扱うワークショップなので,保健所に申請を出しました
使用する機器
- 写真上 :レーザーカッター(Oh-Laser 小型CO2レーザー加工機 HAJIME)
※衛生管理上,食品のみを加工するレーザーカッターを用いています
- 写真下:スキャナー(Scan Snap S510)
材料
【レーザーカッター彫刻の材料】
- クッキー(今回はハーベストを使用)
- 紙ナプキン
- 手袋
- 消毒液
※衛生管理上,クッキーを触る際には手を消毒し,その上に手袋を装着します.
【絵を描く材料】
- 絵を描く用紙
- サインペン
絵を描く用紙の準備
“クッキー用紙.pdf”をA4用紙に印刷します.
縦半分で裁断します.
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絵を描く
用紙の◯内にサインペンで絵を描きます.
【注意】
1. Illusutratorで出力用データを作る作業を簡単にするため、◯に触れたりはみ出ないように描きます
2. レーザーをあてると少し味が苦くなるので、塗りつぶし部分を減らします
3. 細い絵はきれいに彫刻されない恐れがあるので大きく描きます
以上のことに注意してもらいます.
FabLab Hakodateβでは、"クッキー注意事項.pdf"をA4用紙に印刷しテーブルに設置しました.
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絵をスキャンする
スキャナーで絵を読み込み,pdf形式で保存します.
Illusuratorで出力用データ作成
pdfデータを画像トレース[写真(低精度)],拡張しパス化します.
◯や文字など印刷しない部分を消してai形式で保存します.
クッキーの位置決定
彫刻位置を決定するため,レーザーカッターで紙ナプキンに6.で作成した出力用データを出力します.
レーザーカッターのパワーは12%に設定しました.
※お使いのレーザーカッターによってパワーは異なります
クッキーに出力
衛生管理上,手を消毒した上で手袋を装着します.
クッキーをレーザカッターにセットし,データを出力します.
レーザーカッターのパワーは64%に設定しました.
(パワーが強ければ強いほど濃く彫刻されますが,その分味が苦くなってしまいます.
検証した結果,出力パワーが60〜70%だと香ばしい風味と綺麗な彫刻を楽しめます.)
※お使いのレーザーカッターによってパワーは異なります
完成
手袋をしたままクッキーを取り出したら完成です.
彫刻したクッキーは食べることが出来ます.
(レーザーをあてると香ばしい風味が出ます.)
※ワークショップを行う際は保健所に申請が必要になります